blog

2023/02/03 20:26

12月に突然リリースされたYOSHIRO広石さんとのヤバすぎカップリング7インチ、私のサイトでも販売開始しました‼在庫のみ!LOS APSON?MAD LOVEと私だけの完全限定販売です!

商品ページより是非!

今回は本当に突然のミラクルリリースでした!YOSHIRO広石さんを超絶な偉人として以前から存じ上げていた私が、まさか同じレコードに収録されるなんて考えた事すら当然なかった、、、こんな事あるんか!と実に非現実的な最高を体験させて頂きました◎いつもお世話になっているLOS APSON?山辺さん 佐藤さん、俺の友達MAD LOVE源ちゃん サノくん、怪しいアートワークを書いてくれたヒラパーくんに感謝いたします♥♥♥

超絶な偉人 YOSHIRO広石さん
詳しくはコチラ


この曲ANATATOは10年前にPelly Coloさんと作った曲で、私は当時まだPPPに在席していたし最後のLUVRAW名義の作品でもあったりして個人的に色々と思い入れのある大事な曲です◎ですがPPP辞める直前か直後か忘れたけどそんなタイミングの出来事だったので、特に何も語ることがないままこれまで来ました。
今回個人的に諸々の良いタイミングもあり、この曲や当時の事~今後の展望まで?たまには色々と語ってみようかしら?という事で久々に長々と書いてみました!!!

さて、こちら元々はたくさんのアーティストが参加する『スペース☆ダンディ』というTVアニメの挿入歌の一曲で、ANATATOはシーズン1の最終回 第13話「掃除機だって恋するじゃんよ」で使われております◎

予告編


レンタル200えん

私アニメには疎いけど、この回めちゃくちゃ良い話なので是非どっかで見て欲しいです!とても良いシーンで曲かかるので絶対見て欲しい!!!これを読んでるあなたがもしANATATO好きなら絶対見るべきです。私は泣いた!他にも良い曲たくさんの豪華メンツの企画なのでご興味あるかたはサントラも是非◎


この曲が出来た経緯としては、企画が始まる前に一度だけ監督の渡辺信一郎さんとお話させてもらった事があって「例えば掃除機のロボットがコーヒーメーカーに恋をする話がある。」みたいな事とサラっと仰っており、それを聞いた私は「それ好きすぎ…」で頭いっぱいになり明らかに過剰な反応してしまった。そして頼まれてもないのに、絶対オレがその回の曲作りたい絶対に!と完全に先走って勝手に書いたのがANATATOの歌詞です。きっと監督からすると、狙って書いて欲しくなかっただろうと思います。。何ならそう言ってたかも?

そもそも歌詞を書いてトークボックスで歌う事については個人的に色々な要素や理由がありますが、その1つにロボットの切なさを表現してみたいという気持ちがトークボックスを始めた当初から何となくだけどずっとありました。そんな私にとっては最高なテーマが舞い込んできたわけで、これやれないでどうするよ僕ちゃん?となるわけです(私は手塚治虫さんの漫画に出てくるロビタというロボットが大好きです。火の鳥 未来編に人生を通して影響を受けているよ)

かわいいロビタ


そして、多分この曲で初めて自分で日本語の歌詞を書いたと思うんですが、それまで自分の音楽では言葉で伝えたい事なんて何一つなく、詩的な表現にも1ミリも興味がありませんでした。今もあんまないけど。ただ恐らくこの辺りから音楽とか言葉とか表現とかそういうものへの意識や捉え方に何かしらの変化がでてきたと思います。(自分が何をしてるのかはだいぶ後になってから解ることが多いですよな)
ただただ不便な代物だった言葉自体への興味が出てきて、独自に言葉の響きの勉強をしてみたりあれこれしてたらトークボックスがうまくなり始めた、というか独自のスタイルが出来てきた頃です。ペリコロ大先生とのオケも最高で(特にベースライン)初めて本当に納得いく楽曲が作れた。とても良い仕事が出来たと思っています◎

そんな気合いの入ってしまった曲も無事に完成、アニメが放送~サントラも発売された当時は海外のアニメファンの方からよくDMが届いてすごく嬉しかったし、アニメの影響力の凄さを実感したのを覚えています。音楽に言語は関係ない というのを今までと逆の見方から実感できたのがすごく嬉しかった◎けどそれより当時は何となくボンヤリしてたというか逆に目が覚めたというか、とにかく「全て違う」というような感覚が常に付きまとっていた印象が残っています。あんまりよく覚えてないけど。
極端な話、何だか解らないけど多分もうこの先の世界は完全に変わるしどうするどうする?みたいな思いが凄かった。とにかくこのままじゃダメだって感じで誰に相談する事も無く勝手にPPPも脱退しました。今しかない!みたいな。今になるとそのよく解らなかった感覚がよく理解できてるし、マジで良い選択をしたと心から思う。難しかったが。

また、その頃とあるライブがきっかけで自分の感情や気持ちがライブを見ている人に伝染する事もある、というのが解ったので演奏にお気持ちを込めるようになりました。けど、いつでもお気持ちがある訳じゃない事をすぐに気付いた私は、いつも使っているこのマイクは実はマイクじゃなくてメチャクチャ小さい美女である、とか思い込むようにしてお気持ちを高めたりもした。やがて漂っている感情をキャッチして自分に降ろすような、ある種カラッぽになる感覚を意識してやるようになりました。今はもう自動的にそれが出来ます。その他色んな憑依パターンが生まれました。侍とかw

大体その頃の私
やってんねえ!


今更言葉にするまでも無く、この10年で世の中も変わり過ぎてコレもんだし公私共に色んな事がありました。ありすぎた!振り返れば失敗や辛さの方が色濃く印象に残っているもんで、一体俺は何をしていたんだ、、何もしてないんじゃん、、みたいな気持ちになる事もあります。でも10年くらい経つと明らかに音楽の実力がついていて、それをふと実感できる瞬間が訪れると何とも言い難いめちゃくちゃ満たされた気持ちにどっぷりと浸れるようにもなりました◎

そして去年の暮れに差し迫った11月?、ANATATOのリリースしましょう!とお話来た時は驚いたけど断る理由は何一つなく二つ返事の即決。ただ素直に嬉しい◎ありがたい◎という気持ちだけでその時はあまり深く考えて無かったんですが、リリースされて日を追うごとに「これはちょっとすごい事かも?」と感じる出来事や思考が度重り起きてきた。これは明らかにヤバイ、今ここへ来てANATATOがリリースされた事には何か意味があると思わずにはいられなくなった私、これはもうやる時が本当に来たのかもしれないなと思うわけです。これが後厄を終えた男のPOWERか?!

あるうち



数奇な皆様のお陰でありがたい事に大体毎月ライブさせてもらってますが、実は自分としてはずっと活動休止中のマインドです。実際自分から積極的な活動はしていない。けど決してやる気がないわけでは全然ない。ただバシっとハマらないだけで毎日音楽の事を考え作っている。理由はあったりなかったりのそんな活動休止マインドです。2019年からは特に。長めよね。コロナは関係ない。(いやコロナからギャラが更に激安になってるのは大問題)
近年トークボックスを演奏する時は何と言うか、別世界にある夜の伝統芸能の芸者さん、みたいなお気持ちでやらせてもらっております。

でも去年末あたり〜旧正月にかけて色々覚醒して(あるある)やっと本当にやる気になりました◎(口癖かしら?)けど多分これが本当のやつだな、というのが今は解っています。トークボックスもそれ以外も、生きる上で長年溜め込んできた無数のイメージ、無数のあれこれがまだまだあるので、そろそろちゃんと向き合って全部やっちゃいましょう!と、やっと決心が固まった感じです。こうして文章にすることを通して自分自身の電源が入る感じになればいいなあと思って今回この文章を書きました◎書くのすごい時間かかった。

さて、そろそろ文章まとめたいのでやる気になった今後は具体的にどうするかというと、解りやすくまずはLUVRAW名義を復活させて新しいプロジェクトとして始動させます。私個人としてのLUVRAWを更に概念化させて、私鶴岡龍が企む音楽ユニットの1つ、という表現が近いと思います。段階的になると思うけど鶴岡龍とLUVRAWと明確に区別できるようになればいいなぁと思っています。
因みに鶴岡龍と名乗りだしてから、以前から自分を知ってる方が、何と呼べばいいか?とたまに聞かれますが何でも好きに呼んでくれて良いです。ただ、いつかLUVRAWは複数形を指す言葉になってるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。まぁ基本的に全てが何でも良いんですよ。
なもんで、引き続きあらゆる全ての予定は未定!という事で全国の皆々様、今後ともどうぞ宜しくお願い致しまあす◎


鶴岡龍


あとせっかくだから関係ないけど最後に追伸
年齢的に大人になったもんだと感じる今日この頃なので、もし自分よりもずっと若い人がこれを読んで何かの足しになったら嬉しいので書きます。これから書くことは正解でもなんでもなくただノリで書いてる勝手な私個人のお気持ちです。私は長年音楽だけで食ってるけどそんな事はバカなのでやめた方が良いです。めちゃくちゃ人に迷惑かけます。まずは仕事やバイトも上手い事やった方がいいです。私もバイトしたいです。
それでも音楽しかないなら何よりもまず必要なのが孤独です。エンターテイナーとか、ましてやタレントとかそうゆうんじゃなくて、ただ自分の作りたい音楽を作る音楽家になるならあなたを助ける本物の仲間が必要です。それが孤独です。まずは孤独を生涯の伴侶に迎えるべきです。友達も恋人も全部を孤独に任せましょう。これは物理的に一人になれという事を指してるわけではありません。孤独を忌み嫌って紛らわさずちゃんと餌をやり続けて立派に育て上げてください。孤独はあなたが与えた愛を常にあなたの音楽という形で返してくれるでしょう。そしてどんな時も孤独はあなたの傍にいてくれるでしょう。


手数料&送料:一律420円

Categoryカテゴリー

Guideご利用ガイド

Mailメルマガ

当店からメールマガジンをお届けいたします。